こんにちは。
MJ(@MJBLOG0083)です。
今回は、ECサイト運営のはじめる時に勉強した本を紹介します。
「先輩がやさしく教える ECサイト担当者の知識と実務」
スクールでPhotoshopやillustrator、HTMLなどは学んだが、実務は、未経験という時に大分参考になった本です。
ECサイト未経験で業務を知りたいという人にもお勧めできます。
著者 | 株式会社いつも |
発行年月日 | 2017年 |
内容はECサイトの生まれた背景から市場規模や成長率などの所から説明しています。
内容も、適度に図解されており、分かりやすい。
ブログを読んでいる感覚で見れる所も非常にGOODです。
ECサイトの勉強~1日の流れ~
もし、ECサイト運営が未経験であれば、以下のことなどを見ておくといいかもしれません。
- 受注データ確認
- 出荷データの確認
- 出荷データ渡し
- 商品の梱包
- 出荷
- 配送
間違い探し!?受注業務の実態
私は、月間売り上げ1億円前後のECサイトの受注業務をやっていましたが、受注業務は、本当間違い探しです。
こちらの本にも記載してありますが、
顧客が入力した配送先住所の郵便番号や建物名が抜けている事は多々ある。支払い方法が前払いなら銀行口座への入金依頼を行う事もあるし、コンビニ後払いには審査もある。入力不備や顧客ごとの要望などを確認せずに出荷データを作成すると混乱を招いてしまう。
顧客が、入力してきた住所など本当ミスが多い!
〒441-○○○○
愛知県 ○○市 ○○町 大阪府 ~~~
なぜ、愛知県のあとの大阪府があるのでしょうか・・・?!
〒106-〇〇〇〇
〇〇plaza 2-11 roppongminaticity tokyo
また、外国の方からの注文も多いサイトでしたので、
逆に住所が、入力されている・・・。などを修正したりしていました。
所品ジャンルごとの4つのパターン
あと、同じECサイトの運営としても商品のジャンルで全然働き方が変わってくるのも知っておいたほうがいいですね。
商品ジャンルの4パターンとして、ECサイトの売り方として4つのパターンが分けられるとのことも、知っておくといいでしょうね。
私ははじめた後に、以下の4つのパターンがあったことを知りました・・。
もっとはやくにecサイトの勉強を行っておけばよかったと思いました。
- 型番商品 × 高単価
- 型番商品 × 低単価
- オリジナル商品 × 高単価
- オリジナル商品 × 低単価
私が行っているECサイトの商材は主にサプリメントを仕入れて販売する形態でしたので、②ですね。
売り方も、ライバルが多く色々なサイトでその商品を買えるので安売り、送料無料、早く届くなどが売りなんでしょう。
でも、商品自体にある程度の認知があるので掲載すれば勝手に売れるメリットもありました。
ページの作りこみをそこまで工数を割くことをしないで多くの品ぞろえと低価格が勝負の売り方ですね。
広告のかけ方もあまりリピートが多くないので、LTVを考えてCPAがあまりに高いとすぐ赤字なる商売です。
幸い、SEOが非常に強いサイトでしたので、自然流入で多くのお客様をGETできていたのは良い所でした。
ECサイトの転職を考えているのであれば、今後は、④のいわゆる単品リピート通販が良いでしょうね。
価格比較がされない為、値崩れを起こさないですし、剥離多売にもなりにくいです。
薄利多売だと仕事ばかり増えて時間をとられている割に利益が残りにくいですから。
ちなみに、仕入れの原価が50%とかだと本当きついです。
楽天、Yahoo!、Amazonなどのモール店などでは数千万売っても赤字という事もありました。
こちらの本は、各モール「楽天」「Yahoo!」「Amazon」の特徴や販促方法なども詳しく説明しており、ECサイトを勉強するには初心者以外もおすすめできる内容でした。